

気管支喘息とは
慢性の気道炎症があるために、咳、息苦しさ、呼吸困難をくりかえす疾患。可逆性の気道狭窄(気流制限)がおこります。
気道過敏性亢進(健常人では気道が反応しない程度の刺激によっても気道収縮反応がおきてしまう)が特徴です。 |
小児 : | 乳児期に多い。 |
成人 : | 成人期、特に中高年に多い。 |
■ 問診 | |
季節による症状の変化、発作の有無などをお伺いします。 |
■ 肺機能検査(もしくはピークフローメータ) | |
気管支喘息に特徴的な換気障害の有無を調べます。 |
■ 採血の検査 | |
アレルゲンに対する特異的IgE抗体定量や抗酸球数を調べます。 |
■ 胸部レントゲン検査 | |
気管支喘息以外の病気の有無を調べます。 |
■ 小児 | ||
・ ・ ・ |
日常生活(学校生活)を通常どおりおくれること 正常な発育が保たれること 治療薬による副作用がないこと |
を目標とします。 |
■ 成人 | ||
・ ・ ・ |
日常生活を通常どおりおくれること 発作の出現を抑制し、肺機能低下を防ぐこと 治療薬による副作用がないこと |
を目標とします。 |
■ 急性増悪期の治療(発作のとき) | |
症状の程度に応じた発作を抑える治療を行います。 (β2刺激薬吸入、場合によっては酸素吸入、点滴などによる治療を行います。) |
■ 慢性期の治療 | ||
症状に合わせた治療を行います。 慢性の炎症を長期にわたり継続して抑えるために、薬の種類や使用量を調整いたします。 |
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小児 : | ロイコトリエン受容体拮抗薬、吸入ステロイド薬などによる治療を行います。 | |
成人 : | 吸入ステロイド薬を中心に、ロイコトリエン受容体拮抗薬、長時間作用性吸入β2刺激薬などによる治療を行います。 |
■ 生活習慣の改善 | |
喫煙習慣のある方には禁煙をおすすめしております。 ≫詳しくはこちら |
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